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有松絞りとの出逢い-その魅力を宿すヘアアクセサリーづくり―

  • 執筆者の写真: vitviby
    vitviby
  • 6月4日
  • 読了時間: 2分

今週末、有松の町では毎年恒例の「有松絞りまつり」が開催されます。

江戸時代より400年以上受け継がれてきた、この絞りの歴史ある地を初めて訪れたのは、2019年のことでした。



伝統工芸・有松絞りまつり


名古屋にあるブライダルサロンさんとのご縁で、『yumiko yano』として、有松絞りをアレンジしたオリジナルアイテムを制作。

そのアイテムは、その年の有松絞り祭りで、有松天満社にてお披露目の機会をいただきました。



有松絞り・ヘッドドレス・花嫁髪飾り



アイテム制作に向け、職人さんの元を訪れ、工程を拝見し手にさせて頂いた‟有松絞り”。

一手一手、緻密な職人技で丁寧にくくられ、布に刻まれていく細やかな凹凸模様、美しい染め色の絞り模様・・・

見た目の美しさはもちろん、そこに宿る職人の手仕事の温もりと、積み重ねられた時間に心を奪われるものでした。



有松絞り・伝統工芸・madeinjapan


あれから数年たった今も、有松絞りの奥深さと美しさに心を惹きつけられ続けています。

2025年春から、Orinuvaとしても、日常やフォーマルに寄り添う「有松絞り」のアクセサリーの展開を本格的にスタートしました。


最初のコレクションでは、伝統技術に革新を加え、絞りにより生まれる凹凸を形状記憶させた特別な生地を用いて、フラワーモチーフのヘアアクセサリーをカラーバリエーション豊富に製作しました。


ふっくらとした立体感、繊細な陰影が映し出す柔らかな光沢地の表情…

職人の手仕事の美しさをそのまま身にまとうような感覚。

少しずつにはなりますが、有松絞りに込められた物語や魅力を、これからもお届けしていけたらと思います。



有松絞り・髪飾り




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