七五三を迎えるお母様へ ― 手仕事が彩る、特別な日の髪飾り
- vitviby

- 10月17日
- 読了時間: 3分
七五三とは ― 子の成長を祝い、母が歩んできた日々を想う
1月15日は「七五三」。
古くは平安時代、子どもの健やかな成長を神に感謝し、これからの幸せを祈る行事として生まれました。
現代でも、お詣りや記念撮影を通して、家族の節目を祝う日として受け継がれています。
お子さまが主役の日でありながら、それは同時に、これまで見守ってきたお母さまにとっても特別な一日。
日々の慌ただしさの中で、ふと立ち止まり、「ここまで共に歩んできた時間」を感じられる日でもあります。

自分らしく、美しく。七五三を彩る髪飾り

■ 有松絞り×アコヤ真珠 簪 – Champagne
絞りの凹凸が生む陰影に、アコヤ真珠の柔らかな光を重ねて。
職人の手仕事が息づく一輪の花は、伝統と新しさを併せ持つ佇まい。
染めのための「括り」を、あえて形として残す新技法で仕立てた有松絞りの花びら。
400年以上続く伝統に、現代の感性を重ねたOrinuvaならではのデザインです。
一針一針の括りが生む立体感が、母としての優しさと芯の強さを静かに映します。

■ 有松絞り Three Petal Bloom – 曙色
曙色(あけぼのいろ)は「新たなはじまり」を象徴する色。
三弁の花は「調和」と「結びつき」を意味します。
柔らかに光を受ける絞りの花びらは、伝統の技が生んだ自然な立体感。
染めを目的とした布の括りを、あえて染めずに仕立てることで生まれた“立体の美”。
家族の節目の日に、静かに華やぐ存在感を添えてくれます。


■ 桜シリーズ – Kanzashi / Hair Comb
花言葉は「優美な女性」「精神の美」。
真鍮に槌目(つちめ)模様を施し、光をやわらかく反射するよう仕立てた桜の花。
槌目模様とは、金槌で一打一打叩くことで生まれる小さな凹凸。
同じ形がひとつとしてないその表情は、まるで人の人生のように個性と温かみを宿します。
光を柔らかく受けとめながら、どんな角度からも穏やかな輝きを放つ桜の髪飾りは、
控えめでありながら確かな存在感を放ちます。


■ J.V. Pearl シリーズ – Crystal Flower / Glowing Strides
1960年代頃に日本で製造・輸出されていた“ジャパンヴィンテージパール”。
その時代の空気を纏う質感が、今もなお静かな美しさを湛えています。
今では生産されていない趣深い色目や控えめな光沢が、フォーマルにも日常にも馴染み、
七五三・入学式・卒業式・お呼ばれ…さまざまな節目に寄り添います。
お母さまへ ─ ご自身を慈しむ日として
子どもの節目の日は、母としての自分を少しだけ見つめ直す日でもあります。
普段は子どものことを優先し、自分の時間を後回しにしてきた方も多いはず。
髪飾りを選ぶひとときが、これまでの歩みを労う「小さなご褒美」になればと思います。
長い年月を経て生まれた素材と手仕事の温度、Orinuvaの髪飾りが、あなたとお子さまの物語に、穏やかな光を添えますように。



