海からの贈り物-Orinuvaの真珠が語るもの-
- vitviby
- 6月30日
- 読了時間: 2分
“月のしずく”——真珠は、そんな美しい呼び名を持つ宝石です。
古代ギリシャでは、愛と美の女神アフロディーテが海の泡から生まれたときに、真珠もまた一緒に生まれたと信じられていました。
東洋では、真珠は“静寂のなかに宿る力”とされ、心を鎮め、内なる美しさを引き出すものとされてきました。

6月の誕生石でもある真珠は、
“身につけると美しさを引き出す”
“好きな人と引き寄せ合う”
“家族への愛情を深める”——そんな意味を持つ、心に寄り添う宝石。
長い年月をかけて生まれ、その一粒一粒が貝の命の証でもあることから、人の人生や記憶を重ねていく存在として、大切にされてきました。
日本では成人や嫁入り時に、母から子へ‟真珠”を贈るというご家庭も多く見られます。
そんな真珠だからこそ、イミテーションではなく、大切にセレクトした‟本真珠”を取り入れたい!!
強い想いと共に、初めて伊勢志摩へ向かったのは、もう7年も前のこと。
Orinuvaでは、伊勢志摩で長年、養殖業を営んできた真珠業者さまや、卸業者さまから、自然の個性が光る本真珠を直接セレクトさせていただいています。

アクセサリー用に選別された真珠やバロック真珠、ツインパールなど、真珠はサイズや色、形、艶など、類似のものでも、その表情には違いがあり、海の時間や、貝が過ごした環境の記憶が映し出されているかのようです。
その中から、用途やデザインに応じて、Orinuvaでは一粒一粒の“声”を聴くように、艶、光の柔らかさなどを見極めて仕立てています。

人工的な輝きではなく、海の記憶を宿した、どこか余白のある静かな美しさ。
それこそが、Orinuvaが真珠に惹かれる理由です。
二つとして同じものがない一粒の真珠。
丁寧に過ごしたい日に・・・
気持ちを整えたい朝に・・・
大切な人と過ごすひとときに・・・
そうした日常の中の静かな感情に、Orinuvaの真珠アクセサリーが、そっと寄り添う“小さな光”となりますように。


